〈愛について〉
この世の全てが愛する人への道を邪魔しても、
結局世界は愛に動かされ、
たとえこの世で結ばれずとも、
黄泉の世界で今度こそ愛が完成される様に、
生や死、貧困や裏切りなど、
愛の前ではなんの役にも立たないのだと思う。
夢半ばで倒れようが裏切られようが、
命の全てはその人へ辿る道。
それが、全てのように思います。
いつか出会えると思うから、巣を得た小鳥のようにただがむしゃらに生きていられます。
どんなことをしてどんな目にあっても、いつかはその人に優しく包まれる。
そのために生きているのだと思えます。
たとえ肌を重ねずとも他の者と添い遂げても、視線を絡ませた瞬間に運命が決まり、
死ぬ時その人が瞳の裏に現れて優しく包んでくれるなら、
それだけで充分僕は満足ですよ。
尊い愛は何十年でも数年でも数日でも、たとえば一瞬目があっただけでも生まれるものだと私は信じています。
街を歩いてすれ違っただけの相手との数秒間が愛の全てかもしれない。
その後子供や夫に看取られながら死んでも、最後に思い浮かべるのはすれ違っただけのあの人かもしれない。
本当に通い会えれば、時間なんて関係ないはずです。
もちろん、愛する人と添い遂げるのが一番ですけれどね。
高島礼子さんは、本当にお気の毒です。
大ファンですので、出来ることなら苦しみ全部変わってあげたいと本気で思ってしまいます。
私が高島礼子さんに見合った男性だったら、彼女を幸せに出来るだろうに、なんておかしなことも考えます。
高島礼子さんの幸せを願っています。